屋根リフォーム

屋根のメンテナンスは行っていますか?
屋根には暮らしを守る大きな役割があります

365日、雨の日も風の日も住まいを守っている屋根は時間とともに傷んできます。屋根は一生の財産である我が家の価値を左右するとても大切な箇所でありながら、傷みや不具合が生じても気付きづらく、リフォームの実施が遅れることで急速に傷みが進み、家の構造そのものに影響を与えてしまうことがあります。

早め早めのメンテナンス(屋根リフォーム)は、外観を美しくすることはもちろん、腐食や雨漏りを未然に防ぎ、我が家を長持ちさせるための大切な工事なのです。そのためにも、まずは屋根の状態を確認するところから始めるべきです。

このような症状はでていませんか?

屋根リフォームのポイント

  • Point 01

    高い性能を持つ屋根材を選択

    屋根リフォームをするにあたってまず考えなければいけないのが台風や梅雨に備えることです。

    夏の強烈な日差し、梅雨、台風、夏の湿度と冬の温度差など・・・家屋の中でも屋根は一番厳しい環境に置かれています。過酷な条件に耐えられる高い性能を持つ良い屋根材を選ぶこと、そして専門家による定期的な点検と適切な時期での効果的な屋根リフォームをオススメいたします。

  • Point 02

    地震対策を考えて軽い屋根材を選択

    「屋根の重さ」も見直してみましょう。なぜなら建物の構造が同じでも屋根が重ければ重いほど、地震の時にその重さに比例した横方向の揺さぶりを受けてしまうからです。

    そのため、屋根リフォームで軽い屋根材へ葺き替えをすることは地震対策のうえでも重要なポイントと言えるでしょう。当社では屋根の塗り替えのほか、屋根の葺き替え、耐震のための補強などお客様のご要望やご予算に応じて多彩なバリエーションの屋根リフォームをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談下さい。

屋根材には瓦がお勧めです!

屋根瓦は他の屋根材に比べ、耐久性に優れています。他の屋根材の多くは約10年~20年で寿命を迎えてしまいますが、瓦は倍以上の40~50年もつと言われています。コストだけを考えると他の屋根材よりも高く思いがちですが長い目でみれば瓦の方が経済的にも断然お得です。

また、瓦は断熱性にも優れています。瓦は形、工法上、屋根との間に隙間が出来るようになっているため、この隙間にできる空気の層が熱を遮断してくれるという訳です。もちろん瓦自体も陶器ですので断熱性があります。天然素材なので健康にも安心、環境への悪影響もありません。

当社が行う屋根リフォームについて

カバー工法での工事に対応可能

『カバー工法』とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる施工方法です。古い屋根材にはアスベストが含まれているものがあり、解体作業も容易には出来ません。当然高いコストが掛ります。

その点、『カバー工法』では解体作業が無いため工期短縮・コスト削減ができます。「古い屋根材を剥さないと屋根が重くなるのでは?」と思われるかもしれませんが、『カバー工法』で使用する屋根材は軽量で耐候性、耐食性に優れた ガルバリウム鋼板を使用しているため、建物に負担をかけません。

屋根材『ディプロマット』を使用した施工にも対応

理想の屋根材とは、長期的に美観・性能を維持できる屋根材ではないでしょうか? 多くの屋根材が新築時の美観・性能を月日を経るごとに劣化させていくなか、ディプロマットはその理想を忠実に守り続けていくことができる確かな屋根材です。

アメリカの輸入屋根材ということもあり、ディプロマットを扱うメーカーは日本に多くはありませんが、当社ではこちらの屋根材を積極的に取り扱っています。

屋根材『ディプロマット』とは?

アルメットルーフィング ディプロマット
不燃認定番号 国土交通省認定 NM-9450

抜群の耐久性を実現する安心の8層構造
長期的に美しく耐久性を維持できる屋根材です

アメリカのカリフォルニア州にて生産されているディプロマットはガルバリウム鋼板と同じ組成のジンカリウム鋼板を基材とし、表面を自然石粒で施し高耐久型の屋根材です。

欧米ではstone coated steel roofing(自然石粒化粧鋼板)としての屋根材のジャンルとしてすでに40年以上の実績を誇り、その抜群の耐久性は欧米各国はもとより極寒の北欧・熱帯の東南・南アジア ・アフリカ・南米・オセアニアなど世界72ヶ国で幅広く採用されています。

ディプロマットの特徴

色褪せの心配がない

ディプロマットの表層の自然石粒は化学薬品を使用しないで日本の陶器瓦と同じ着色工程で有機塗装処理を施しているため、色褪せの心配はほとんどありません。

コケ・カビの心配がない

接着層に防苔剤を添加しているため、コケやカビの心配もほとんどありません。

様々な建物に合う美しさ

自然石粒が太陽光を乱反射させ、重厚で個性的な表情を演出し、見る時間や角度により刻々とその表情を変化させていきますので、和・洋問わず様々な建物にマッチします。

断熱性に優れている

ディプロマットの表層の自然石粒の効果により、基材鋼板層への熱伝導値が低くなります。そのため屋根下地と屋根材との接地面が10%以下のため十分な空気層 を確保でき、屋根面での熱を屋内へ伝え難い構造になっています。

遮音性に優れている

表層の自然石粒の凹凸によって、雨粒の拡散と衝突時の振動を押さえることが出来、鉄板系屋根材の”パタパタと雨音がうるさい”という心配も解消されています。

防水性能に優れた性能

ディプロマットは屋根材の勘合構造が横ハゼ工法(下段の本体上部に上段の屋根材を掛け上げ締結釘が表面に露出しない工法)のため防水性能に優れています。
風速49m/秒の強風にも耐えられる性能を持っておりますので、台風などの災害時にも安心です。

強風にも強い

日本には毎年20個以上の台風がやってきます。 ディプロマットは上段と下段の本体を重ねて勘合する工法のため本体の上下ががっちり固定されます。 このため正方向(軒先方向)先方向からの風への抵抗が他の屋根材(瓦・平版ストレート版)に比べ耐風性能が優れています。(風速49m/秒)の風にも耐えられる性能です。

コストがかからない

長期的に考えてみましても、塗り替えや葺き替えなどのリフォームのコストがかかりませんので、他の屋根材と比較しても、非常に経済的な屋根材です。

軽量な素材で建物への負担を軽減できる

ディプロマットの基材は高耐候・高耐触の性能をもつジンカリウム鋼板(アルミニウム55%・溶解亜鉛43.3%・シリコン1.6%の合金皮膜鋼板)を使用しています。 これにより1㎡あたりの重量は7kgになります。これは日本瓦の1/7、一般のスレート屋根材と比較しても1/3と非常に軽量です。 構造体の頂部にある屋根の荷重を軽くすることによって、建物への負担を軽減し、建物を長持ちさせます。

防火性にも優れている

カリフォルニアの大火災で石粒つき屋根材は、その性能を信じたホームオーナーたちの財産を守りました。その高い性能は1994年と2003年の2度のカリフォルニアの大火災において証明されています。

雪が落ちにくい屋根材

ディプロマットの表面の自然石粒層の効果により屋根全体が雪をグリップさせるため、屋根下の物や雨樋を破壊するような大きな滑雪の心配はありません。

施工の流れ

屋根の軽量化施工方法

ストレート瓦からコロニアルへの軽量化を行うリフォームは、以下の要領で行います。ストレート瓦に含まれる石綿ストレート(アスベスト含む)を除去する場合、「石綿障害予防規則」により建物全体を被い粉塵が飛び散らないようにする等の処置を必要としますが、当社が行うカバー工法なら必要ありません。当社では、積極的にカバー工法を行い屋根の軽量化を行っております。

  1. Step01

    瓦下ろし作業

  2. Step02

    下地調整

  3. Step03

    12mmベニア張り

  4. Step04

    防水紙敷き

  5. Step05

    既存の雨樋の撤去

  6. Step06

    棟の取り付け

商品紹介